ストリーミングとは?メリットデメリット
ストリーミングは、Wi-Fiやモバイル通信などネット環境があれば動画や音楽を再生できる技術です。
動画などを端末へたくさんダウンロードすると、端末の空き容量が少なくなるデメリットがあります。
その点、Wi-Fi環境のストリーミング再生なら、端末の空き容量を気にせず再生し続けることが可能です。
ただし、Wi-Fi環境がなくモバイル通信でストリーミング再生を続けると、速度制限がかかってしまうリスクがあります。
また、不安定な通信状態のときは、映像が止まったり途切れることもあります。

最近、ドコモやau、ソフトバンクなど携帯大手3社がこぞって大容量が使えるプランを打ち出していますね。
これは、今後日本に5G(ファイブジー)環境が整備されたときに、通信速度がアップすることによって通信量が低下するため、通信収入の確保が難しくなるからだと言われています。
ネットフリックスなどの抱き合わせプランを打ち出すなど、大容量プランを売り出すなら今が最適だと企業側が判断しているためです。
ダウンロードとは?メリットデメリット
ダウンロードは、ネット上の動画などのデータをスマホやタブレットなどの端末へ転送することです。
自分が使う端末に動画データを転送することで、モバイル通信やWi-Fi環境のないオフラインでも再生できるようになるのがダウンロードのメリットです。
しかし、端末の空き容量は有限なので、動作が遅くなったり、ダウンロードができなくなってしまうこともあります。

VOD(※動画配信サービス)が提供する作品は、著作権などの関係によってすべてがダウンロード対象になっているわけではない点も覚えておきましょう。
まとめ
「ストリーミング」「ダウンロード」は、それぞれメリットデメリットがあるので、状況にマッチした利用を心掛けるのが大切です。
たとえば、ダウンロード済の作品をストリーミング再生してしまっていたり、Wi-Fi環境がある自宅で視聴するのにダウンロードを多用していたりしたら、デメリットになるばかりです。
オフラインで視聴したい作品を事前にダウンロードしておくときは、VODによって再生有効期限が違ってくるので、よく確認しておきましょう。